活動報告2013

10月26日、27日に年に一度の日本ヘルスケア歯科学会の例会「ヘルスケアミーティング2013」が行われました。

2日間にわたり、小金井の沼澤デンタルクリニックのスタッフ全員と、田無本医院の沼澤歯科医院の衛生士3名とで参加してまいりました。

一日目は午後からで、まず小金井医院の太田先生が慶応大学歯科口腔外科で行った電動音波歯ブラシの評価をポスター、口演で発表し多くの反響をいただきました。

このポスター発表は敢闘賞というポスター賞を頂きました。これを励みにまた次の発表も頑張ってもらいたいと思います。

次に私が座長を務めるセッションで、予防型歯科医院の構築運営に必要なノウハウなどを2つの医院の皆さんにお話ししていただきディスカッションを行いました。

午後の最後には小金井医院の認定衛生士の加藤が司会を務めるセッションで「歯周病が治るとはどういうことか」というテーマで歯周病専門医の関野先生と共に衛生士中心のディスカッションを行いました。

たいへん白熱した議論で歯周病を治したいという熱意に溢れた衛生士さんたちのパワーを感じました。

終了後行われた交流会では今年認定衛生士を取得した小金井医院の松本が表彰されました。

というわけで1日目は小金井医院の大車輪の活躍で無事終えることができたといっても過言ではないかと思います。

二日目は海外招待演者であるDT.Zero先生による虫歯の予防に関する世界標準のお話を頂き、たくさんの研究データを供覧頂きまして大変わかりやすく解説していただきました。

午後は日本の虫歯研究の第一人者が集まりICDASという世界基準の虫歯診断法の内容を含め大変為になるディスカッションをしていただきました。

当院ではICDASにつきましてはすでに導入済みです。

今後も日本の凝り固まった従来の流れに流されず、本当に患者様のためになる世界基準の予防歯科を取り入れた医院づくりをしていきたいと思います。